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この記事ではこんなお悩みにお答えします。
最初に結論を言えば羽毛を知っている者なら、
ジャパネットのダウンケットは買いません!
『ジャパネットのダウンケットを買ってはいけない4つの理由+α』
『予算5000円くらいのおすすめ夏ふとん』
『ダウンケットにこだわる方へ!失敗しない選び方4つのポイント』
お答えするのは
ふとん屋歴10年のベテランぬっく~です。
今年もよくテレビで見ますね。
テレビを見ているとあの上手な語り口にやられ、つい「買ってしまおうかな」って思ってしまいますね。
(実際に電化製品などは買ってしまったことがある( ^ω^)・・・)
本当は自分でダウンケットを買って、レビューを書くことがベストだと思います。
ですが、確実に買って後悔するとわかっているものに、大切なお金を使うことはできません。
そのくらいプロから見て、ジャパネットのダウンケットはおすすめしません。
目次
ジャパネットのダウンケットを買ってはいけない4つの理由+α
初めにジャパネットのダウンケットのスペックと価格を見てみましょう。
・羽 毛:フランス産ホワイトダックダウン50% フェザー50%
・側生地:ポリエステル100%
・充填量:約0.26㎏
・生産国:中国、ベトナム
シングル価格
単品:5980円+送料(税込み)
2枚組:9980円+送料(税込み)
と、こんな感じです。
買ってはいけない理由4つとは「側生地」「羽毛」「充填量」「生産国」のスペックが、そのまま当てはまります。
そして+αの買ってはいけない理由は価格です。
買ってはいけない理由1「ダウン50%」
寝具ではダウン50%以上を使っていれば羽毛布団。ダウン率50%以下だと羽根布団として扱うルールがあります。
ダウン50%ということは、ほとんど羽根布団ということです。
羽根布団は暖かくなく重たいお布団です。
ダウン50%ではダウンケットを使うメリットがあまり感じられません。
ダウンケットなら最低でもダウン70%。
できればダウン85%以上のものがオススメとなります。
買ってはいけない理由2「側生地がポリエステル100%」
側生地にポリエステル100%を使う、最大のデメリットは「ムレやすい」ことです。
暑くなる夏や夏前の季節にムレやすいということは、ベトベトして寝苦しいということです。
寝苦しいと寝ている間に目を覚ます頻度が増えます。
結果的に良い睡眠の妨げになってしまいます。
買ってはいけない理由3「充填量が0.26kgと少ない」
正直、羽毛が高騰していることもあり最近では詰め物量が0.25kgも多くあります。
ダウン率が高いものでも0.26kgだとすこし量が少なく感じます。
ダウン50%で詰め物量が0.26kgでは、ハッキリいって少ないです。
朝晩の寒暖差がある日に対応できないダウンケットなら、ダウンケットである意味がありません。
買ってはいけない理由4「中国製・ベトナム製であること」
2020年版のジャパネットのダウンケットは中国・ベトナム製となっています。
正直、ベトナム製のデータは少なく良い悪いをハッキリと答えることができません。
しかし中国製のダウンケットはおすすめしません。
なぜなら同じスペックでも、日本製と中国製では基準が違うからです。
たとえば同じ商品でも、日本製だとダウン70%と表示できなくて、中国製ならダウン70%と表示ができるというようなことがあります。
結果として見た目のスペックが同じでも、全体的に中国製の方がよくない仕上がりになっている商品が多くみられます。
買ってはいけない理由+α「実は値段は安くない」
シングルサイズ
単品:5980円+送料(税込み)
2枚組:9980円+送料(税込み)
この価格じつはそんなに安くありません。
ネット通販で同じようなスペックなら、送料無料で2~4割安く販売されているものもあります。
すこし割高なのはジャパネットのブランド料といったところですかね。
予算5000円くらいのおすすめ夏ふとん
予算が5000円くらいならダウンケットよりも、ポリエステルなどほかの素材の夏ふとんや、タオルケットの方が断然おすすめです。
なぜなら5000~6000円くらいの安価なダウンケットのスペックだと、ネット通販を含めてもほとんどの商品がダウンケットを使う意味がないクオリティだからです。
むしろ、ニオイが気になるくらい強くて使うのがツライといったダウンケットも多くあります。
少なくともポリエステルの夏ふとんやタオルケットだと、ニオイが気になるくらい強くて使えないという、心配はありません。
予算が5000円くらいだと、ポリエステルの夏ふとんやタオルケットなら、少しランクのよい品物が買えたりします。
ダウンケットにこだわる方へ!失敗しない選び方4つのポイント
ジャパネットが販売しているようなスペックのダウンケットはおすすめしません。
ネット通販で販売されている同等のスペックのダウンケットも同じです。
ダウンケットを買うなら、予算はせめて1万円くらいは覚悟をして探すことをおすすめします。
ダウンケットの見るべきポイントは4つです!
・ダウン率
・側生地
・充填量
・生産国
予算が多ければ、これから紹介するポイントのできるだけ〇が多いものをおすすめします。
予算が1万円くらいならポイントの×が1つくらいなら妥協点です。
ダウンケット選びのポイント1「ダウン率」
×ダウン50%
△ダウン70%
〇ダウン85%以上
ダウン50%のダウンケットは値段にかかわらずおすすめしません。
ダウン50%ではダウンケットにする意味がほとんどありません。
それよりもニオイが強く、気になって使えない可能性があるデメリットの方が大きいです。
ダウンケットを使うなら、せめてダウン70%のものを選んでください。
できればダウン85%以上のダウンケットをおすすめします。
ダウンケット選びのポイント2「側生地」
×ポリエステル100%
△ポリエステルと綿の混合生地
〇綿100%
◎超長綿100%
側生地がポリエステル100%のダウンケットは、値段にかかわらずおすすめしません。
ポリエステル100%では暑い時期に特にムレてしまい不快感を感じます。
1番おすすめの側生地は綿100%です。
暑い時期に汗をよく吸ってくれるので、ムレにくく快適に過ごせやすいです。
ダウンケットをお家で洗いたい方なら、おすすめは「ポリエステルと綿の混合生地」です。
ダウンケット選びのポイント3「充填量」
×0.25kg以下
△0.25kg
〇0.3~0.4kg
△0.5以上
ダウンケットにはダウンの充填量に適量があります。
夏に使うダウンケットの充填量はシングルサイズだと、理想は0.3~0.4kgです。
この充填量が、一番扱いやすい適量となります。
0.25kg以下は値段にかかわらず避けるべきです。
0.25kgはダウンが良いものであればオッケーといった感じになります。
0.5kg以上になると使う用途がかわってくるので、ここでは詳しく書きません。
ダウンケット選びのポイント4「生産国」
×中国製
△日本と中国以外の国
〇日本製
ダウンケットは日本製が安心でおすすめです。
中国製のダウンケットは値段にかかわらずおすすめしません。
例外として大手メーカーの西川のダウンケットであれば中国製でも、安全性は確保されているから妥協点としては選んでみてもよいです。
日本製と中国製以外のダウンケットは現状あまり市場にないので、なんともいえないのが正直なところです。
まとめ:ジャパネットのダウンケットはおすすめしない
結論:ジャパネットのダウンケットは買わないほうがよい
理由は
・ダウン50%とダウンのクオリティが悪い
・側生地がポリエステル100%だからムレやすい
・ダウンの充填量が0.26kgと少なめ
・中国製・ベトナム製と日本製ではない
・このスペックとしては値段が高め
結果、ダウンケットの良さを発揮できないからおすすめできない。
ジャパネットのダウンケットくらいの予算5000~6000円なら、ポリエステルなど他の素材を使った夏ふとんやタオルケットがおすすめ。
5000~6000円くらいでダウンケットのスペックだと、ネット通販を含めてもほとんどの商品がダウンケットを使う意味をなさないクオリティだから。
むしろ、ニオイが気になるくらい強くて使えないという危険性がある。ポリエステルの夏ふとんやタオルケットだと、そんな心配はほぼない。
ポリエステルの夏ふとんやタオルケットで、5000~6000円くらいの予算なら少しランクのよい品物が買えたりする。
ダウンケットにこだわるなら、最低でも予算は1万円くらいは準備して選ぶほうが失敗しにくい。