本ページはプロモーション(広告)が含まれています
この記事ではこんなお悩みにお答えします。
『羽毛布団の寿命のサインがわかるようになる
羽毛布団の寿命がわかった時の対処法
お答えするのは
ふとん屋歴10年のベテランぬっく~です。
羽毛布団の寿命には2種類あることを知っていますか?
羽毛布団の側生地に寿命がきている
羽毛布団のダウンに寿命がきている
この2パターンがあります。
あなたの羽毛布団は今、どんな状態でしょうか?
それでは確認してみましょう!
目次
見た目から寿命のサインを見つける
羽毛布団の寿命は見た目の変化でわかることがあります。
ダウンが出てくる
普通に使っているのに羽毛布団からダウンが、ピュッピュッと頻繁にたくさん出てくる。
カバーをしているのに布団を上げたり下ろしたりするだけで、ダウンが出てきてフワフワ舞う。
こんな状態ならこの羽毛布団は「側生地に寿命」がきていますね。
長年使っていると生地がすり減ってきて、どこかに小さな破れや裂け目ができてしまっています。
通常の羽毛布団は、羽毛が出てきにくくするダウンプルーフ加工が側生地に施されています。
それにも関わらず、布団から羽毛が頻繁に出てくるようになったら寿命のサインです。
ふくらみが減った・偏っている
羽毛布団がふわふわに膨らまなくなった。
衿元や足元のダウンがなくなってスカスカに偏ってきた。
こんな状態ならこの羽毛布団は「ダウンに寿命」がきていますね。
羽毛は放湿性にも優れているため、汗などを吸い取っても干せば通常はふくらみを戻します。
しかしダウンに寿命がきていると、羽毛の中心部分であるダウンボールが傷付いていたり千切れて小さくなっています。
「しっかり干しても膨らまない」「羽毛布団を振るっても振るっても偏りが戻らない」となると寿命のサインです。
使用感でサインに気付く
羽毛布団の寿命は体感することでわかることがあります。
暖かくなくなった
「なんか羽毛布団が去年と比べて暖かくなくなった」そう感じたら「ダウンに寿命」がきていますね。
羽毛には高い保温性があり、保温することで暖かくなります。
しかしダウンに寿命がきていると、ダウンが千切れて小さくなってしまっていたり、膨らみにくくなってしまっていたりして、保温力が落ちてきています。
「去年と同じ使い方をしている」のに羽毛布団が暖かくなくなっているようなら寿命がきているサインです。
重さを感じる
重さを感じるのは、羽毛が長い年月をかけて、少しずつ汗や皮脂などを吸い取った結果、放湿性を失っているためです。
汗や皮脂などがダウンについたまま、干してもダウンについた汚れが取れなくなってしまっているからです。
重さを感じるだけの場合は寿命ではない可能性があります。
長い間クリーニングしていないなら、クリーニングをしてみてください。
クリーニングすることで汚れや汗を洗い流れて、重たさが解消されます。
羽毛布団の寿命のサイン気づいた時の対処法
羽毛布団の寿命の対処法は側生地が寿命の場合と、ダウンが寿命の場合では対処方法が変わってきます。
側生地が寿命の場合
羽毛が出てくるなど側生地が寿命の場合、ダウンに寿命のサインがなければ、ダウンは元気です。
ダウンが大丈夫なら、打ち直しをすればまだまだ使えます。
現在、羽毛布団の価格は年々上昇しています。
良い羽毛布団を使っているなら、打ち直しは買い替えよりもお得な選択肢になります。
1度メーカーやお布団屋さんに相談してみてはいかがでしょうか?
裏技
側生地に寿命がきていても、そのままダメになるまで使いたい方には、ダウンが飛び出している場所を特定してテープで塞いでしまうという裏技もあります。
ホコリで咳をよくするなど、健康に害がでないのであれば、こういった方法で無理やり使い続けることはできます。
あまりおすすめの手段ではないですけどね・・・
ダウンが寿命の場合
ダウンが寿命の場合は買い替えが現実的な選択肢になります。
しかし買い替えをする前には、本当にダウンがダメになっているか確認してください。
なぜなら、羽毛布団のお手入れ不足でそう感じているだけかも知れません。
「もう一度しっかり干してみる」「布団乾燥機にかけてみる」などをしてみてください。
それでもダメだった場合は、買い替えを選択してみてください。
クリーニングで復活することも
「重さを感じる」項目でも記載しましたが、暖かさや膨らみがなくなって羽毛ふとんが寿命かな?と思ってもクリーニングすることで、復活することがあります。
なぜなら、暖かさや膨らみがなくなってしまった原因も、ダウンの汚れが原因の可能性があるからです。
長年使っていて1度もクリーニングに出していないのなら、クリーニングに出してみてください。
あなたの羽毛布団はまだ元気かも知れませんよ。
羽毛布団の寿命を長くする方法とは?
羽毛布団の寿命を長くするための方法をご紹介します。ポイントは4つです。
丁寧に扱う
カバーをつけて使う
メンテナンスを行う
季節で使い分ける
丁寧に扱う
羽毛布団は繊細な商品です。乱雑に扱うと、生地が破れたり傷みやすくなったりして破損が生じやすくなります。すると、中の羽毛が出てきてしまいます。
また、中のダウンも小さく千切れてしまい保温力を失っていまします。
長持ちさせるためには、できるだけ丁寧に扱うよう心がけてください。
カバーをつけて使用する
カバーをつけないと、直接汗や皮脂を吸い取ってしまい、重くなったり、においが取れにくくなったりします。
その結果、羽毛や生地がが劣化しやすくなり、寿命が短くなります。
清潔と寿命を保つためにも、カバーはつけて使用してくださいね。
メンテナンスを行う
羽毛布団は定期的に干すなど定期的にメンテナンスを行うと長く使えます。
また、適度にクリーニングに出すことも有効です。
過度なクリーニングは、劣化を早めます。とはいえ、クリーニングしないのも劣化の原因となってしまうので、適度なペースでクリーニングに出すことをオススメします。
羽毛布団によっては5~6年に一回のペースでよいというところもあるので、購入時に確認しておくと良いですね。
季節で使い分ける
使えば使うほど消耗が早い。これは羽毛布団も同じですね。
特に汗をかく夏場に使うと、消耗が早くなります。
なぜなら、汗は羽毛布団をたくさん消耗させてしまいます。汗によるダメージ防止のため、季節によって使い分けると効果的です。
夏なら肌布団やダウンケットを使ったほうが気持ちよく眠ることができるのでオススメです。
また、使用しない時期には、十分に干したあとに通気性を保てる状態で保管することをおすすめします。
まとめ
羽毛布団が今までとなんか違うと感じれば寿命のサインかも知れません。
原因を見つけて対処してあげることで、復活することもあります。
以下の4点のうち1つでも思い当たるところがあれば寿命のサインかも知れません。
ダウンが出てくる
ふくらみが減った・偏っている
暖かくなくなった
重さを感じる
対処法
側生地が寿命の場合
羽毛が出てくるなど側生地が寿命の場合、ダウンに寿命のサインがなければ、ダウンは元気です。
ダウンが大丈夫なら、打ち直しをすればまだまだ使えます。
良い羽毛布団を使っているなら、打ち直しは買い替えよりもお得な選択肢になります。
1度メーカーやお布団屋さんに相談してみてはいかがでしょうか?
ダウンが寿命の場合
ダウンが寿命の場合は買い替えが現実的な選択肢になります。
しかし買い替えをする前には、本当にダウンがダメになっているか確認してください。
なぜなら、羽毛布団のお手入れ不足でそう感じているだけかも知れません。
「もう一度しっかり干してみる」「布団乾燥機にかけてみる」などをしてみてください。
それでもダメだった場合は、買い替えを選択してみてください。
以上。
最後まで読んでいただきありがとうございました。