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「立体キルト」
「ツインキルト」
羽毛布団のこと調べていると「キルト」という言葉をよく目にすると思います。
キルトとは仕立てる縫製のことで、羽毛布団の内部構造のことを指すことが多いです。
キルトは羽毛布団にとって、あたたかさや寝心地を左右する重要な要素の1つでもあります。
こんにちは。
管理人のぬっく~です。
今回のお題は
「羽毛布団のキルトについて~立体キルトとツインキルト編~」です。
こちらのページでは羽毛肌布団などによく使われている、たたきキルトなどの説明は省いています。
主に冬用として使われる羽毛布団のキルトについてのお話し。
その中でも今1番よく使われている「立体キルト」と「ツインキルト」の特徴についてです。
目次
「立体キルト」と「ツインキルト」
2019年現在では市場に出回っている冬用の羽毛布団のほとんどが、分類すれば「立体キルト」か「ツインキルト」のどちらかに当てはまります。
ごく少数にどちらにも当てはまらない特殊キルトもありますが、
襟元フィットキルトやツインドームキルトのように、少し変わった名前がついていても基本的な構造は、「立体キルト」か「ツインキルト」のどちらかに当てはまることが多いです。
簡単に説明すれば、立体キルトはキルティングにマチをつけているもので、ツインキルトは羽毛布団の間に布を挟んで二層構造になっています。
羽毛布団のキルトの目的として、「羽毛の片寄りを防ぐ」「保温性を高める」「体にフィットしやすくなる」「寝心地を良くする」
があげられます。
「立体キルト」と「ツインキルト」にはそれぞれ特徴があります。
立体キルトの特徴
昔からあり、羽毛布団で1番オーソドックスなキルト構造がこの「立体キルト」です。
表生地と裏生地の間にマチをつけて、ひとつのマス目を箱状に立体的に区切る構造になっています。
高さが出るのでダウンのふくらみを邪魔せず、ダウンが好きなだけあったかい空気を含む事ができます。
その為あたたかさやフィット感など、ダウンの良し悪しが最も影響しやすいキルトともいえます。
立体キルトは縫い目部分にも羽毛が入るため、谷の部分の薄さも解消できます。
二層キルトに比べ、軽くて寝返りが打ちやすいのが特徴です。
1万円くらいの安価な羽毛布団から最高クラスの100万円を超える羽毛布団まで、とても幅広く使われているキルトです。
二層キルトの特徴
マチのある立体キルトを二層にした立体二層式キルトを「ツインキルト」と呼びます。
表生地と裏生地の間に中布を挟んで上下を別々にわけるようにするキルティング。
上層と下層のマス目の数を変えることで、マス目がずれて厚みが平均化するために保温力がアップします。
肌の当たる下層面のキルティングのマス目を小さくすることでフィット感に優れ、
上層面のキルティングにマス目を大きくすることでふんわりと大きくあたたかい空気を含みます。
立体キルトに比べ、間に中布があることから少し重たくなることと、若干通気性は悪くなりますが、
ツインキルトのほうがフィット感と保温力に優れ、よりあたたかく使えます。
(特に肩口と足元のすき間が空きにくいです。)
あまり安価な羽毛布団には使用されておらず、4万円前後の比較的お求めやすい価格から
20万円くらいする高級な羽毛布団に使われていることが多いです。
まとめ
現在、羽毛掛布団で使われているのは「立体キルト」と「ツインキルト」が大半をしめる。
立体キルトはピンからキリまでの羽毛布団に使われている。
軽さを重視するなら立体キルトがおすすめ。
ツインキルトは4万円以上くらいからの羽毛布団に使われていることが多い。
あたたかさを重視するならツインキルトがおすすめ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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