羽毛布団

知っておきたい!羽毛布団の側生地。綿やポリエステルの良いところ悪いところ

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悩んでいる方
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側生地が綿とポリエステルだと何が違うの?
悩んでいる方
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綿とポリエステル生地のメリットとデメリットが知りたい…

この記事ではこんな疑問にお答えします。

この記事でわかること

『綿100%のメリットとデメリット』

『ポリエステル100%のメリットとデメリット』

『綿とポリエステルが混合している側生地のメリットとデメリット』

綿とポリエステル以外の生地について

羽毛布団は大きくわければ、「中身のダウン」「側の生地」2つの要素で作られています。

2つしかない要素の1つですから、側生地は羽毛布団にとって、とても大切です。

羽毛布団の側生地の種類はいまでは、「綿」と「ポリエステル(合繊繊維)」、「綿とポリエステルの混合」の3種類が大半をしめます。

それではこれら3種類の生地の特徴をお話ししていきます。

お答えするのは

僕は「2万円」「5万円」「8万円」「12万円」「35万円」の羽毛布団を実際に使って、違いを体感してきました。
今まで見て触れてきた羽毛布団は300種類を超えています。

 

目次

綿100%生地のメリットとデメリット

綿100%生地の特徴

吸水性・通気性が抜群でムレにくい

超長綿だとやわらかく、しなやかでフィット感がよい

質の悪いものは「ガサガサ」「ゴワゴワ」感がある

 

綿100%生地の最大のメリットは、綿は吸水性と通気性に優れており、汗をしっかりと吸ってくれてムレにくいということです。

寒い時に暖かいのはもちろんですが、羽毛布団が他のふとんより圧倒的に優れているのが、「寒くない時は、必要以上に暑くならない」温度調節の機能です。

ムレにくい綿100%の側生地は、羽毛の温度調節の機能と相性抜群です。

デメリットは「綿100%の生地」と一言でいっても、実は種類があり、肌ざわりが「ガサガサ」「ゴワゴワ」したものから、「とてもソフトでしなやか」なものまでと幅広くあることです。

綿生地のなかでも綿花の繊維の長さが平均35mm以上のものを超長綿と呼びます。

綿生地の詳しい内容は、長くなるのでこの記事では省きますが、簡単にいえば、

超長綿だとやわらかく、しなやかでフィット感がよく

超長綿以外だと「ガサガサ」「ゴワゴワ」を感じやすくなる

と思ってもらえらばよいです。

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ポリエステル100%生地のメリットとデメリット

軽い

安い

吸水性・通気性が悪くムレやすい

つるつる滑るのでフィット感がよくない

ポリエステル100%生地は、安くて軽いのがメリットです。

ですが、羽毛布団に使われた場合はメリットよりもデメリットのほうが目立ってしまいます。

ポリエステル100%の生地は、吸水性・通気性が悪く、ムレやすくなります。

ムレやすいポリエステル100%の側生地は、羽毛の温度調節の機能と相性がよくありません。

また、ポリエステル100%の生地はツルツルと滑りやすいため、眠っているときカラダにフィットせずズレやすくなります。

寝返りするたび羽毛布団がズレてしまい、暖かい空気が外に逃げてしまうため暖かくなくなります。

昔はポリエステル100%の生地の羽毛布団などは、特殊な理由を除きありませんでしたが、現在ではコスト削減などの理由から、安価な羽毛布団に使われるようになりました。

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綿とポリエステルが混合している側生地のメリットとデメリット

現在の羽毛ふとん市場では、綿とポリエステルの混合生地(以下、綿ポリ生地と略)の生地が1番使われています。

ぬっく~
ぬっく~
「ポリエステル85%、綿15%」や「綿70%、ポリエステル30%」の生地のことです。

綿100%生地よりも軽い

綿100%生地よりも吸水性・通気性が悪くムレやすい

綿100%生地よりもフィット感がよくない

綿ポリ生地は、綿の配分が多ければ綿のメリットの影響を受けれます、逆にポリエステルの配分が多ければポリエステルのデメリットの影響をうけます。

一見すると、両方の美味しいとこどりのようにも見えますが、本来ポリエステル生地は羽毛布団と相性がよくないので、綿100%生地の劣化版ともいえます。

綿花の価格は年々値上がりしています。そのため綿100%の生地もどんどん値上がりしています。

綿ポリ生地も基本的には、「コスト削減のために羽毛布団に使われている」と思ってもらってもよいです。

綿ポリ生地でも、「綿の吸水性・通気性」と「ポリエステルの軽さ」の良いところ取りをしたものもあります。

ですが、それらは特殊加工をしたハイブリッドなものとなるため、通常の超長綿生地よりも値段が高くなります。

目安として、シングルサイズの羽毛布団で10万円以下で販売されているものは、特殊加工はされていないと思っておいてください。

綿とポリエステル以外の生地について

シルク生地のメリットとデメリット

シルクは光沢があり柔らかで心地良く、吸湿発散性にも優れています。
本来は超長綿よりも羽毛布団と相性が良いといっても過言ではありません。

しかしシルクは耐久性が低いため、すぐに生地が破れるというデメリットがあります。

そのため、最近ではあまり見なくなった生地の種類になります。

指定外繊維テンセル(リヨセル)の特徴

指定外繊維テンセル(リヨセル)はユーカリを主原料としており、軽くて吸湿性・放湿性が優れています。

最近では軽くするために、少しお値段のする羽毛布団には綿ポリ生地ではなく、綿と指定外繊維テンセルとの混合生地がよく使われているようになっています。

 

知っておきたい!羽毛布団の側生地。綿やポリエステルの良いところ悪いところまとめ

羽毛布団の生地は、羽毛布団を知る上でとても大切なことです。

それぞれの生地には特徴があります。

生地によって羽毛布団の正しい使い方に、影響及ぼすことがあります。

是非、ご自身の使っている羽毛布団の生地の種類を覚えておいてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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