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こんなお悩みを解決します。
羽毛布団の値段が違う3つのポイント
値段で変わる!羽毛布団で失敗しないための重要ポイント3つ
この記事は「ぬっく」が書いています。
年間300枚以上の羽毛布団を販売。
500種類を超える羽毛布団に触れた経験あり。
現在は35万円以上する羽毛布団を愛用中。
本当の価値がわかりづらいモノだから、メーカーやショップのタテマエでは語れないホンネの情報をお伝えします。
羽毛布団は30万円以上する高い品もあれば、1万円くらいの安い品もあります。
値段の幅は大きいのに、見た目やスペックがよく似ていて、正直なところ違いがわかりづらいですよね?
そんな値段の違いがわかりづらい羽毛布団にもキチンとした理由はあります。
記事の前半では
「羽毛布団の値段が違う3つのポイント」
記事の後半では
「相場を知ろう♪羽毛布団で失敗しないためのポイントは値段で変わります!」
をご紹介していきます。
最後まで読んでいただければ、あなたが羽毛布団で失敗しないために必要な情報がわかるようになります。
前置きはこのくらいにして、それではスタートです。
目次
羽毛布団の値段が違う3つのポイント
安い羽毛布団と高い羽毛布団の値段の違いは、3つの要素でかわってきます。
・ダウンの種類や率
・側生地の素材
・側生地のキルティング
それでは1つ1つ解説していきますね。
ダウンの種類や率で値段が違う
羽毛布団は使われているダウンが良いものほど、あたたかく、軽くなります。
羽毛布団のダウンの種類は大きく3つに分けられます。
「ダックダウン」「グース」「マザーグース」です。
※ダウンとしか記載がない場合は、基本的にダックダウンです。
そして、それぞれにダウン率があります。
「85%」「90%」「93%」「95%」
といった感じです。
2020年の時点で、よく目にするダウンの種類と率のパターンは6つです。
- ダウン90%
- ダウン93%
- グース90%
- グース93%
- マザーグース93%
- マザーグース95%
基本的に「ダウン90%<ダウン93%<グース93%<マザーグース93%<マザーグース95%」
の順番で値段が高くなっていき、「あたたかく、軽くなる」と覚えておいてください。
正直ダウンについて話すとかなり深くなり、詳しく書けばそれだけで1記事できてしまうので、この記事ではとても簡単に説明させてもらっています。
側生地の素材で値段が違う
羽毛布団に使われている側生地は良いものほど、フィット感がよく快適に使うことができます。
側生地に使われている側生地の種類は大きく3つに分けられます。
「ポリエステル100%」「ポリエステルと綿の混合生地」「綿100%」です。
2020年の時点で、よく目にする側生地のパターンは5つです。
- ポリエステル100%
- ポリエステル85%・綿15%
- ポリエステル35%・綿65%
- 綿100%(60超長綿)
- 綿100%(80超長綿)
基本的に「ポリエステル100%<ポリエステル85%・綿15%<ポリエステル35%・綿65%<綿100%(60超長綿)<綿100%(80超長綿)」
の順番で値段が高くなっていき、「フィット感がよく快適になる」と覚えておいてください。
側生地は本来、ダウンとの相性や使用の用途によって最適は変わってきますが、わかりやすくするために、この記事では簡単に説明しています
側生地のキルティングで値段が違う
羽毛布団に使われているキルティングによってお値段も違ってきます。
2020年の時点で、よく目にするキルティングのパターンは2つです。
立体キルト
ツインキルト(二層キルト)
羽毛布団によってはメーカー独自でオリジナルのキルト名をつけていることがありますが、構造としては大半の羽毛布団が「立体キルト」か「ツインキルト」に当てはまります。
(オリジナルのキルティング名として西川の「衿元フィットキルト」や「ツインドームキルト」などがあります。)
キルティングには2つともに長所と短所があり、ダウンの種類や側生地の種類と違い、優劣をつけることはできません。
ですがツインキルトの羽毛布団は、立体キルトの羽毛布団よりも作るのに手間と技術が必要になるため、ツインキルトはあまり安価な羽毛布団には使われていません。
ちなみにツインキルトの方が立体キルトよりもあたたかいです。
ひと休み:羽毛布団の値段の違い
羽毛布団の値段の違いは「ダウンの種類と率」「側生地」「キルト」で決まるんだね!
「相場を知ろう♪羽毛布団で失敗しないための3つのポイント」
羽毛布団は、漫画やドラマでは詐欺商品として壺と並んでよく使われるくらい、見た目やスペックだけでは価値がわかりづらいです。
そこで羽毛布団で失敗しないための3つのポイントを紹介します。
相場のスペックを知る
価格帯ごとの注意点を知る
自分のライフスタイルに合う価格帯から選ぶ
あなたが初めて行ったスーパーで、神戸牛がオーストラリア産の牛肉と同じ価格で売られていたら、「神戸牛が安くてお得!」と思って飛びつきますか?
飛びつかないですよね?逆に「この神戸牛なんか怪しい」と感じませんか?
羽毛布団も同じです。
相場のスペックと価格帯ごとの注意点を知っていれば、値段に不相応な商品が売られていたら、
「高いのが安くなってお得!」と思うのではなく「なんか怪しい…」と感じれるようになります。
その上にご自身のライフスタイルを加味して選べば、失敗する確率はグッと減らすことができます。
今回は
「2万円以内」
「3〜4万円」
「5〜7万円」
「10万円以上」
の4段階にわけています。
これから紹介するのはシングルの値段です。
セミダブルなら「シングルの価格×1.2〜1.3倍」
ダブルなら「シングルの価格×1.4〜1.5倍」
クイーンなら「シングルの価格×1.6〜1.8倍」
くらいの価格になると考えてください。
相場のスペックを知ろう
相場のスペックスペックはこちら↓
2万円以下 | 3〜4万円 | 5〜7万円 | 10万円以上 | |
ダウン率 | ダウン85%
ダウン90% ダウン93% |
ダウン93%
グース90% グース93% |
グース93%
マザーグース93% |
マザーグース93%
マザーグース95% |
側生地 | ポリエステル100%
ポリエステル85%・綿15% |
ポリエステル85%・綿15%
ポリエステル35%・綿65% 綿100%(60超長綿) |
ポリエステル35%・綿65%
綿100%(60超長綿) 綿100%(80超長綿) |
綿100%(80超長綿) |
キルト | 立体キルト | 立体キルト ツインキルト |
立体キルト ツインキルト |
立体キルト ツインキルト |
こんな感じですね。
価格帯ごとの注意点と自分に合う羽毛布団の見つけ方
次は「価格帯ごとの注意点を知る」と「自分のライフスタイルに合う価格帯から選ぶ」を合わせて紹介しますね。
各価格帯の「こんなライフスタイルの方におすすめ」にはチェック項目を用意しています。
チェックが多ければ、多いほどその価格帯の羽毛布団で満足できる可能性が高くなります。
チェックが少なければ、違う価格帯で探してみてください。
2万円以下の羽毛布団
注意点
予算が2万円までのだと、羽毛布団のなかでは1番安価な価格帯になります。
この価格帯では、良い羽毛布団を探そうとするのではなく、粗悪な羽毛布団を選ばないことが大切です。
なかには「ニオイが酷くって使えない」ような羽毛布団もあります。
メーカーが西川、昭和西川、ロマンス小杉か「ゴールドラベル」の付いている羽毛布団が安心です。
また最近は圧縮された羽毛布団もありますが、ふんわりならないという意見を耳にするので、今は避けたほうが無難です。
こんなライフスタイルの方におすすめ
冬場はフリースやスウェットなど厚手の服を着て寝る
睡眠時、部屋の温度をエアコンで調整するのに抵抗がない
3万円〜4万円の羽毛布団
注意点
選ぶのがある意味1番ムズカシイ価格帯です。
「2万円以下の羽毛布団とたいして変わらないクオリティの羽毛布団」もあれば、「4万円以上のクオリティでもおかしくない羽毛布団」もあります。
メーカーが西川、昭和西川、ロマンス小杉だと安心感があります。
しかし「ゴールドラベル」のついた、あまり有名でない羽毛布団の方が品物が良い場合があったりします。
あたたかさと快適さを両方を求めるのではなく「あたたかさを重視」するか、「快適さを重視」するか、どちらを優先して選ぶかをした方が結果的に失敗する確率は減ります。
こんなライフスタイルの方におすすめ
機密性の高い家で暮らしている
寒い時期は毛布を使うことに抵抗がない
冬場はフリースやスウェットなど厚手の服を着て寝る
寒い時期なら睡眠時でもエアコンをつけるのは仕方がない
5万円〜7万円の羽毛布団
注意点
この価格帯ではあたたかさと快適さの両立したいところです。
快適さを得るために、側生地は綿100%の羽毛布団を選びたいところですね。
こんなライフスタイルの方におすすめ
機密性の高い家で暮らしている
寒い時期でもなるべく毛布は使いたくない
冬場でもあまり厚着では眠りたくない
寒い時期でも睡眠時にエアコンはつけたくない
10万円以上の羽毛布団
注意点
10万円以上の羽毛布団を買うなら、あたたかさと快適さはもちろん、軽さも欲しいところです。
高額になるため、よほど信頼しているお店以外で購入する場合は、羽毛布団そのものに信頼が欲しいところです。
メーカーで選ぶにしても、メーカーカタログに掲載されているような信頼が欲しいところですね。
メーカーなら西川、昭和西川、ロマンス小杉が有名です。他にもIWATAや河田フェザーなどのブランドも候補ですね。
こんなライフスタイルの方におすすめ
羽毛布団にこだわりがある
とにかく暖かくて軽くて快適なのが欲しい
婚礼用だから長く使えるのが良い
今までもかなり高級な羽毛布団を使っていた
まとめ
羽毛布団の値段の違いを知って羽毛布団で失敗しないようにしましょう。
今回の記事のまとめです。
羽毛布団の値段の違いを見るポイントは3つです。
・ダウンの種類や率
・側生地の素材
・側生地のキルティング
羽毛布団の値段の違いが、なんとなくでもわかれば、羽毛布団で失敗しないための3つのポイントを覚えてください。
相場のスペックを知る
価格帯ごとの注意点を知る
自分のライフスタイルに合う価格帯から選ぶ
これらは羽毛布団の市場に合わせて毎年変わっていきます。
あなたが必要なときは、去年チェックしたらと言って、今年は怠らないようにすれば、失敗する確率はグッと減らすことができます。
今回は以上です。