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この記事ではこんなお悩みにお答えします。
『羽毛布団と羽根布団の違いを解説!』
『羽毛布団に使われている羽(羽毛)の種類を解説!』
『羽毛布団のふかふか具合がわかる♪ダウンパワーとは!?』
お答えするのは
ふとん屋歴10年のベテランぬっく~です。
羽毛布団を知ろうとして調べていると、聞いたこともない用語が意外とたくさんでてきますよね。
「ダウン率」「ダウンパワー」「羽毛の種類」
これらは羽毛布団を知るためには、覚えておきたい用語になります。
正直、今回の記事はメーカーサイトやお布団屋さんのホームページでも、必ず書かれているような内容です。
でもメーカーサイトやお布団屋さんのホームページでは、初めての方にはわかりにくいことがあります。
この記事では初心者の方でもわかりやすいように、あまり深堀せずに簡潔に書いています。
初めての方やほとんど知識がない状態で調ていて、この記事にたどり着いた方には是非読んでもらいたいです。
これまでに羽毛布団について調べられたことがなら、読む必要はないと思います。
目次
羽毛布団と羽根布団の違いを解説!
羽毛布団とは、水鳥の胸に生えている「羽毛」を主に使ったお布団のことです。
お布団に使われている羽毛は、羽軸がなくフワフワとしたタンポポの種子のわた毛のような形をしていて、ダウン(ダウンボール)とも呼ばれます。
でもダウンだけだと絡まってしまってよくありません。
そのために羽根(フェザー)を少し混ぜることで絡まらないようにしています。
お布団に使われている詰め物のうち、ダウンが半分以上(50%以上)使われていれば「羽毛布団」と呼ばれます。
逆にダウンが半分未満(50%未満)しか使われてなければ「羽根布団」と呼ばれます。
たとえばダウン93%と表記されている羽毛布団は、全体の93%がダウンで、7%がスモールフェザーということになります。
全体のダウン(羽毛)の割合をパーセンテージで示したものをダウン率といいます。
ダウン率が50%や70%のものでも分類上、羽毛布団となります。
でも、みなさんのイメージするふわふわ感のある羽毛布団は、最低でもダウン率85%以上は必要となります。
羽毛布団に使われている羽(羽毛)の種類を解説!
羽毛布団のダウンの種類はダック、グース、マザーグースによく分けられます。
一般的にダックダウン<グースダウン<マザーグースダウンの順であたたかくて軽い羽毛布団になります。
その分お値段も上がってきます。
ダックダウンの特徴
ダックダウンとはアヒルから採取されたダウンのことです。
羽毛布団に「ダウン」とだけ記載されている場合は、ほとんどはダックダウンのことを指します。
・ダックはグースより体が小さいため、ダウンボールもグースダウンに比べ、小さいものが多い。
・ダックは雑食のためグースダウンに比べ、鳥の臭いを感じやすい。
・グースダウンに比べ、ダウンが固く、重く感じる。
・羽毛布団の中では比較的安価で手に入りやすい。
グースダウンの特徴
グースダウンとはガチョウから採取されたダウンのことです。
羽毛布団にグースダウンを使っている場合は、多くは「グースダウン」と明記されています。
・グースはダックに比べ体が大きいため、ダウンボールもダックダウンに比べ、大きいものが多い。
・グースは草食のためダックに比べ、臭いを感じにくい。(無臭ではない)
・ダックダウンに比べ、ダウンが柔らかく、軽く感じる。
マザーグースダウンの特徴
マザーグースダウンとはお母さん鳥のガチョウから採取されたダウンのことです。
・マザーグースはグースが大人まで成長して、グースに比べ体が大きのでダウンボールも大きいものが多くなります。
・グースよりもマザーグースの方がさらに臭いを感じにくい。
・グースダウンよりも更にダウンが柔らかく軽く感じる。
ダウンパワーについて
ダウンパワーは2012年ごろから新しく使われるようになった羽毛布団の品質目安を示す数値です。
ダウンパワーになる前は、「かさ高の数値」が羽毛布団の品質の目安になっていました。
一般的に数値が高いほど高品質なダウンが使われているということになります。
ダウンパワーは羽毛1g当たりの体積を計測して数値化したものです。
ダウンパワー(dp)という単位で示します。
羽毛布団を知るための基礎講座まとめ
羽毛布団は軽くてあたたかい人気のお布団の種類です。
キチンとした羽毛布団は、羽根布団とは比べものにならないくらい寝心地が良いものだと、思います。
ダウン率、ダウンの種類、ダウンパワーは羽毛布団について調べていると必ず出てくる用語です。
是非覚えておいてください。